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チョコレート中毒
チョコレート中毒
人間が食べて安全で美味しい物でも、動物が食べると危険な物もあります。
チョコレートも、その一つです。
原因
中毒の原因は、チョコレートに含まれる「テオブロミン」という成分です。これが犬の心臓と中枢神経を刺激して「チョコレート中毒」を引き起こすのです。
人間はこのテオブロミンを効率的に代謝(分解)できるのですが、犬や猫は人間と違いこの成分を代謝出来ません。そのため、少量でも何度も食べてしまうと「テオブロミン」が蓄積されてしまい、結果、中毒を起こしてしまう可能性があります。
中毒量には個体差がありますが、平均すると犬の体重1kgで100〜200mg、致死量は250〜500mgといわれています。
基本的に、チョコレートに含まれるカカオ成分が多いほどテオブロミン含有量も多くなると言われています。
大体の目安としては、
・ミルクチョコレート :154mg/100g
・セミスイートチョコレート :528mg/100g
・製菓用チョコレート(カカオマス) :1365mg/100g
犬の大きさや体重等の状況によって変わりますが、「板チョコ1枚を丸ごと食べたら体に悪い」とは言えるかもしれません。
何かについていたチョコをほんの少し食べてしまったからといって、すぐに中毒症状になるわけではありませんが、くれぐれも注意が必要です。
症状
嘔吐や下痢、多尿、興奮(酔っぱらったような動き)、発熱、運動失調、けいれん、発作など。また腹痛や血尿、脱水を引き起こす場合もあります。
最悪の場合は、昏睡状態から死に至ることもあります。
治療法
特別な解毒薬は有りませんが、症状に応じて排泄の促進や点滴輸液、胃の洗浄、活性炭の経口投与、酸素吸入などをおこないます。
予防法
犬の手の届くところに、チョコレートを置かないように注意してあげてください。
人間用のお菓子を与えないようにしましょう。
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