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てんかん
てんかん
原因
てんかんは、何らかの原因で脳内に異常な電気的興奮が起こって、ニューロン(神経細胞)がショック状態になってしまうことで発症する脳の病気です。
犬では、100頭に1頭強の割合で発症すると言われています。
発作の原因は様々ですので、血液検査やレントゲン、CT・MRIなどの画像診断によって根本原因を見つけなければなりません。
脳の中に腫瘍が出来るなど、組織・器官の障害が原因となっている場合は「症候性てんかん」と言います。腫瘍などが原因の発症は、5歳以上の成犬に多くみられ、子犬の頃の発症であれば、ジステンパーなどのウィルス感染によって起こる脳炎や、先天性の奇形による脳の機能障害が原因である場合もあります。
検査等でそのような異常が発見できず、原因不明なものは「原発性(特発性)てんかん」と言います。
さらに、遺伝的要因で起こる場合もあるようです。
症状
症状は様々で、体全体で激しくけいれんすることもあれば、手足や顔面だけがピクピクとけいれんすることもあります。また、体を硬直させて倒れる、意識を失って口から泡を吐く、無意識に失禁してしまう、などということもこともあります。
あるいは意識がないまま、、顔や手足を動かしたり、駆け回ったりすることもあります。
こうした「てんかん発作」を繰り返すのが「てんかん」という病気です。
発作の頻度も様々で、月に一度、数ヶ月に一度、一年に一度という場合もあれば、一日に何度も、という場合もあります。
一回の発作自体は、数十秒から数分でおさまることが多く、慌てて病院に行った頃には何事もなかったようにケロッとしているといったことが多いので、診断・治療の為には飼い主がパニックに陥らず、発作の様子を冷静に観察し医師にしっかり説明することが大切です。
治療法・予防法
てんかんは、発作を繰り返すうちにその症状・頻度が悪化し、重症化すると死に至ることもあります。
そのため、なるべく初期の段階で適切な治療を始めることが大切になります。
原因が分かっている場合のてんかんなら、まず投薬と食餌療法での内科的治療や、血管奇形を根本的に治す外科治療などを行って原因を取り除く治療を行います。
原因不明の場合は、いかにてんかん発作を抑えるかが治療の基本となります。
抗てんかん薬を毎日服用させて、できるかぎり発作がおきないようにすることが大切です。抗てんかん薬を適切に投与することで、原発性てんかんのほぼ七割に発作抑制効果があると言われています。適切な薬剤を服用していても、はげしい発作をおこすケースでも、速効性の強い、より強力な薬剤を投与すれば、おさまる可能性が高くなります。
しかし、薬の効き具合や犬たちの代謝の具合によって、副作用やかえって発作の引き金となることもあるので、定期的に検査をしながら薬剤の量や種類を調整していかなければいけません。
かかりやすい犬
てんかんを起こしやすいと言われている犬種
・コッカースパニエル ・ビーグル
・シェルティ ・シベリアンハスキー
・アイリッシュセッター ・ラブラドールレトリバー
・ゴールデンレトリバー ・キャバリア
・スプリンガースパニエル ・ワイヤーヘアーダックスフント など
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