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  ペット販売ウィズ(TOP)膝蓋骨脱臼



膝蓋骨脱臼


膝蓋骨脱臼とは、後肢の膝蓋骨(膝のお皿)が正常な位置より内側あるいは外側に逸脱した状態をいいます。
 膝蓋骨は、膝を屈伸する時に靭帯をずらさずに関節がスムーズに動くようにしている骨ですので、この骨が脱臼してしまうと足を着くことができなくなってしまいます。
 発症頻度が高いのは、小型犬種に発生する内方脱臼(膝蓋骨が内側にずれる)で、外方脱臼は大型犬種やダックスに発生します。


原因

 膝蓋骨脱臼には、先天性なものと後天性のものがあります。

@先天性の原因
 多くの場合は先天的な要因、つまり遺伝的に膝関節周囲の筋肉や骨に不具合がある場合です。

 例えば、
 ・膝関節周囲の筋肉や骨の形成不全で、歩き方が内股気味もしくは外股気味である
 ・膝蓋骨をスムーズに動かすレールの溝が浅く、常に脱臼しやすい状態
 ・膝蓋骨に付いている靭帯の位置がおかしい
などがあげられます。

 こうした原因の場合は、その関節に負担がかかった時に簡単に脱臼してしまい易いようです。さらに、習慣的に脱臼を繰り返していると、そのレールの溝がどんどん磨り減ってしまうため、さらに脱臼しやすくなってしまいます。
 
 膝蓋骨脱臼をしやすい子は、膝の曲げ伸ばしをしたときに膝蓋骨がゆるく、ガクガクと動くので、脚をシャンプーしてあげる時などに気づくこともあります。

A後天性
 打撲や落下などによる外傷が原因で膝蓋骨周囲の組織に損傷が生じたり、骨に関する栄養障害などによって骨の変形が生じた結果起こります。


症状

 症状は、その脱臼の程度により異なります。全く痛みや症状を現さず、病院に来て健康診断をして初めて気づくものから、急に痛みを訴え歩行困難や運動障害のおきるものまで幅広く見られます。
 事故などによる後天性の障害が起こった場合は痛みを伴いますが、慢性的な膝蓋骨脱臼では痛みがあまりないようです。。
 しかし、痛みはなくとも脱臼をしてしまうと脚をついて歩くことは出来ません。そのため歩く時に体重をほとんど前足にかけ、後足を浮かせ気味に、つま先立ちで歩くようにしたり、足がつったようにケンケンしたりスキップするように走ったりするようになります。

 症状が軽度の場合は、外れた関節を指で押したり伸ばしたりすると元に戻りますが、ひどくなれば常に脱臼状態となり、やがて筋肉や靭帯が委縮して、内股歩き(アヒルやガチョウのような腰を低くした歩き方)となり、膝関節や大腿骨、脛骨などが変形し、立ったり、座ったり、歩いたりすることが困難になってしまいます。


治療法・予防法

 治療は、軽度であれば消炎剤などでの内科的療法、レーザーなどの理学療法などが用いられます。その上で、運動制限などをして経過観察します。
 定期的に触診のチェックを受け、病気の進行を知ることが大切です。

 骨格の変形が酷かったり常に脱臼を繰り返す状態であれば、しっかり膝蓋骨を固定する外科手術を行う必要があります。

 先天性の場合は、確実な予防法はありませんが、症状が進行しないよう出来るだけ気をつけましょう。
 普段出来る予防法としては、散歩時に犬が急に向きを変えて走り出したりしないように、常に飼い主の横について歩く訓練をしておくことと、過度にジャンプなどをさせないこと、肥満にならないように食事・体重の管理をしっかりとすることなどがあげられます(肥満は脱臼の悪化要因となります)。
 また、床がフローリングの場合はじゅうたんやお風呂マットを敷くなどして滑りにくくしたり、足の裏の毛が伸びたら滑らないように短く刈るなど、脱臼しにくい環境を作ってあげましょう。


かかりやすい犬

 チワワ、トイ・プードル、シーズー、ポメラニアン、ヨークシャ−・テリア、マルチーズなど



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