ワイマラナーは比較的新しく誕生した犬種で、今から130年程前、ドイツ帝国時代にワイマール地方の貴族達が鹿や熊を追跡する猟犬として作出されたと言われています。また、フランスのサン・ルイの灰色犬が始祖であるとする説もあります。ジャーマン・ショートヘアー・ポインター、ブラッド・ハウンド等と近縁であると考えられ、初期の頃は、ワイマール・ポインターと呼ばれていました。
狩猟犬としての能力は優秀で、獲物の狩り、位置を知らせる、獲物を回収するという猟犬のすべての仕事を一手にこなせる実力の持ち主です。
誕生当初、ワイマラナーの売買は、ドイツ国内で結成されたワイマラナーのクラブの会員の間でのみ許されていました。そのため、ワイマラナーは門外不出の犬とも言われていましたが、一人の米国の狩猟家がドイツ・ワイマラナークラブの会員となったことで、世界に紹介されました。
ワイマラナーの特徴は、シルクのような光沢と手触り感抜群の灰色(スチールカラー)の被毛。それに、琥珀色の明るい色、もしくは灰青色の目。
銀色の被毛は、夏場には日焼けで褐色がかかってしまいますが、冬にはまた美しい銀色に戻ります。
アメリカでは「グレー・ゴースト」という愛称で呼ばれ、人気犬種になっています。
ごく短い被毛は、お手入れも簡単。週2〜3回、軽いブラッシングや蒸しタオルで拭く位で十分です。
ワイマラナーの性格は、とても好奇心旺盛で無邪気な遊び好き(イタズラも大好きです)。外でも室内でも、いつもエネルギッシュに楽しげに動き回るので、マンションなどでの飼育は難しく、出来れば庭と家を行ったり来たり出来るような環境が最適です。
とても甘えん坊で、寂しがりやです。賢く周囲にも気を配る子ですが、庭に繋ぎっぱなしにしたり、運動が足りなかったりすると、ストレスが溜まって神経質になってしまいます。
体も大きく力が強いので、服従訓練はしっかりとしましょう。特に、飛びつきやリードの引っ張りは早いうちから無くすように教えてあげましょう。物覚えはとてもいいので、基本的なしつけもすぐに覚えてくれます。
運動量は、かなり多目です。運動が足りないと、すぐにストレスが溜まって、無駄吠えの原因ともなってしまいます。
朝夕2回、自転車位の速さで1時間位の運動が必要です(ランニングや自転車での引き運動など)。その他、ドッグランなどでの自由運動やボール遊び(ボールやフリスビーのリトリーブはお任せ!です)などが出来るといいでしょう。
ただし、体型的(胸が深くて、腹がくびれている)に胃捻転を起しやすいので、食後すぐの運動や、硬いフードの一気食いは避けましょう(胃捻転の時には、嘔吐したり、お腹が膨らんだりするので、怪しい時はすぐに病院へ連れて行って下さい)。







